友禅刺繡打掛 葵祭風景図
京都の5月を彩る「葵祭」を題材に描いた打掛は、若葉が芽吹く御所の松波と御所車を、「緑」と「朱」の美しいコントラストで描き上げました。手描き職人の技術の粋を集めて創り上げた、晴れの日に相応しい一着です。
京都の5月を彩る「葵祭」を題材に、新緑の京都御苑の松並木を通り、厳かに参詣に向かう御所車を描いた打掛です。葵祭とは日本の祭りの中で最も優雅で古趣に富んだ京都最古のお祭りであり、若葉が芽吹く御所の松波と御所車を、「緑」と「朱」の美しいコントラストで描き上げました。この打掛は京都の手描き職人の手による衣装で、20もの各加工工程に分業された専門の職人が技術の粋を込めて作り上げました。プリントでは出せない、本物の染の味わいのある晴れの日に相応しい花嫁様のお衣裳です。