HISTORY

YUMI KATSURAブランド 60年の軌跡です。

1965

日本初のブライダルファッションショーを開催

第1回グランドコレクション
「7つの個性をデザインする」
会場:ホテルニューオータニ
人気絶頂の7名の著名人をゲストに7人7様のウェディングスタイルを披露しオリジナルWDの重要性をアピール。
ウェディングドレスのみのショーを開催し「ブライダル」という言葉を日本で初めて使用したことでマスコミの注目を得た。

第1回ショー

第1回ショーのゲスト(左より)
河原日出子、緑魔子、入江美樹、九重佑三子、稲垣美穂子、三富邦子、草笛光子
7人7様のウェディングスタイルを披露

1967

オリジナルウエディングヘの提案

第3回グランドコレクション
「オリジナルウェディングヘの提案」
会場:ヒルトンホテル
ゲスト:いしだあゆみ、奥村チヨ、田辺靖雄、赤木二郎、島和彦、太田博之
ワンパターンだった当時の結婚式に対し、オリジナルウェディングの重要性をアピールするため「チャペルWD・ホテルWD・ガーデンWD・リゾートWD・クルージングWD」という5つのブライダルシーンを提案。

1968

日本初のブライダル専門誌出版

「ブライダルブック」(桂由美著/文化出版局)を出版。
当時の日本にはブライダルに関しての参考書が皆無で、コレクションと出版の双方から「ブライダル」という言葉を浸透させていった。

1969

「花嫁はどこにいる」寺山修司氏演出

第5回グランドコレクション
「花嫁はどこにいる」
会場:東京プリンスホテル演出:寺山修司
ゲスト:宇野亜喜良、篠山紀信、横尾忠則、内藤ルネ、太田博之、カルメンマキ
男性がウェディングドレススタイルを披露する「ミスターウェディングコンテスト」を開催したことでもマスコミの話題に。2年後の1971年のショーの演出も寺山修司氏が務め、会場となった東京プリンスホテル内でモデルを乗せたミニ蒸気機関車を走らせ観客をおどろかせた。

ブライダルのスペシャリスト養成のため「全日本ブライダル協会」を設立。
花嫁たちが希望する結婚式を叶えることを日的に精力的にセミナーを開催し始める。

ウエディングドレス

当時流行のフォークロア調を取り入れたウエディングドレスと、お揃いの赤いドレスの子供たち(1971年)

パンフレット

1971年のショーのパンフレットではブライダルコンサルタントの重要性をアピール

1972

クイックチェンジコンテスト開催

第8回グランドコレクション
「ビューティフルウェディング」
会場:帝国劇場/ゲスト:高島忠夫(司会)お色直しをスピーディに行うためのコンテストを全国の美容師対象に開催

ブライダルのスペシャリスト養成のため「全日本ブライダル協会」を設立。
花嫁たちが希望する結婚式を叶えることを日的に精力的にセミナーを開催し始める。

1975

桂由美ブライダルハウスオープン
日本初ウェディングドレスのプレタポルテ化の実現

赤坂の一ツ木通りにあったブライダルサロンを港区の乃木坂に移転。
ウェディングドレスをはじめカラードレス、和装、親族衣装、ゲストドレス、メンズや子供のフォーマル、アクセサリーまで揃うブライダル専門店は日本初だった。

「適齢期のOLの1ヶ月分のサラリーで買えるウェディングドレス」を目標にプレタクチュールを発表し、既製服化を実現。シンプルで「旬」を捉えたスタイリッシュなデザインが人気を博す。
「ユミライン」と呼ばれるシルエットのドレスは、ユミカツラプレタクチュールの代表作となっている

1979

ウェディングパーティの紹介

第15回グランドコレクション
[光の国の美しき結婚」
会場:東京プリンスホテル
ブライズメイド、アッシャー、フラワーガール、リングベアラーを伴う「ウェディングパーティ」をステージ上で演出し初披露。

ウェディングパーティ

1979年ブライズメイド&アッシャーを参列させたウェディングパーティをショーのステージで初披露

1981

ニューヨークヘ進出
「ユミライン」が大絶賛

アメリカのマーケットヘ向けて日本製品をアピールするイベント、J.F.F(ジャパン・ ファッション・フェア)へ参加。日本独自のシルク100%の「サテンタフタ」の開発、レースの美しさを際立たせるための「くり抜き技法」「テグス・テクニック」などを編み出した。特に着物のお引きずりからインスパイアした独創的なシルエットのドレスを目にしたニューヨークのバイヤーやメディアたちは、そのドレスを桂由美の名から「ユミライン」と称し大絶賛。現在でも欧米の花嫁たちの定番ドレスとして大人気のシルエットになっている。

黒振袖のお引きずりスタイルユミラインシルエットのドレス

ユミライン誕生のヒントになった黒振袖のお引きずりスタイル
NYのバイヤーたちを魅了したユミラインシルエットのドレス

1983

メンズフォーマルファッションに新風

第19回グランドコレクション「'S WONDERFUL」
花婿も主役という風潮を根付かせるため、女性が花婿に着せたいメンズフォーマル として「ユミカツラムッシュ」を発表。メンズフォーマルのファッション化に取り組む。ワンパターンのメンズファッションに対し、ニューテールコートやスペンサースーツ、セレモニーコートを次々と発表し、貸衣装関係者を驚かせた。花婿衣装のファッション化に否定的だった業界に対し、後押ししてくれたのはいつの時代も花婿や花嫁たちだった。

ペアスタイル

1983年メンズとのペアスタイルを発表

1984

和装婚礼衣装の改革に着手

創業当初から日本の婚礼には「和洋の両立」を一貫して提唱し続け、この年から和装の改革に着手。和装離れに際し、花嫁が着物を敬遠する内なる理由にも目を向け、白塗りメイクをやめ洋髪による和装ヘアの提案や着付け時間の短縮となるツーピース式の着物の開発など、次々に改革を実施。
特に打掛の重さの悩みについてはふき綿を軽減する工夫や、オーガンジーなどのドレス素材を取り人れ、通常5Kgある打掛を300gまで軽減するなど、他に類のない新和装を発表。以来花嫁たちから絶大な人気を博している。

1985

ニューヨークショーが話題に

NYショーで当時20歳になったばかりの女優、ブルック・シールズがゲストとしてユミカツラのウェディングドレスを披露。ニューヨーク中のメディアが大々的に取り上げた

1986

中国初のブライダルショー開催

中国人民対外友好協会の招きで、中国人民共和国で初となるブライダルショーを北京民族文化宮で開催。ショーの設備も整わない中での開催だったが述べ3600人の市民がドレスに見入るほどの大盛況だった。

1987

パリで初のコレクション開催

念願のパリで初のブライダルコレクションをHotel le Grandで開催。
パリのメディアやVIPから多くの賛辞を受ける中、作家・フランソワーズ・サガンから届いた手紙には「私たちのロマンティックな夢にかくもエレガントでハイファッションな具現化がもたらされたのは桂由美のおかげである。モードにこれほどにも大胆かつ自由奔放なタッチで我々のロマンティッククな夢を表現し得る人は桂由美をおいて他にはいない」と記されており桂由美を感動させた。

中国北京市内に中国初となる婚礼衣装店「桂由美婚礼服飾公司」がオープン。
開店を記念して10組のカップルがウェディングドレスで合同結婚式を挙げ、その模様が中国全土に報道されたため、お店には連日500〜1000人の人で溢れ観光名所になった事も。

桂由美ブライダルハウス関西1号店である大阪店をオープン。

パリでのコレクション

1987年パリにて初のコレクション開催

1988

全国にフランチャイズ店を展開

第24回グランドコレクション「夢·繍回軌道」
会場:赤坂プリンスホテル
ゲスト:カリナ・スカルノ
純金箔を手織りで丹念に織り上げた佐賀錦25mを使用したウェディングドレスを発表。

桂由美が開発したブライダルのノウハウをスピーディに地方都市まで浸透させるため、「フランチャイズ方式」を導入。全国70都市にフランチャイズショップを展開

純金ドレス

カリナ・スカルノさんが着用した純金ドレス

1990

大阪博でナディア・コマネチさん用のウエディングドレスをテザイン

大阪「花と緑の万博」のイベントホールにてコレクションを開催。ゲストのナディア・コマネチさんがユミカツラデザインのウェディングドレス姿を披露。

1991

モスクワで初のブライダルショーを開催

ヨーロピアンエクセレンス協会より、ヨーロッパ文化の国際的推進者に贈られる「トライアンフ大賞」(服装部門)を受賞。

クーデター直後のモスクワで初のコレクションを開催。「荒廃したソ連に夢と希望を贈ってくれた催し」としてエリツィン大統領令嬢、ソローミン文化大臣を始め約6000人の観衆に大きな感動を呼び起こした。

1992

スペイン初のコレクションを開催

スペイン・バルセロナのペドラルベス宮殿にてコレクション開催。バルセロナ衣装 博物館に博多織のドレス1点を寄贈。バレンシアガなどの作品とともに展示される。

サグラダ・ファミリア教会前でのドレス撮影

1992年サグラダ・ファミリア教会前でのドレス撮影は前代未間のこと

1993

ローマ法王の祭服をデザインし献上

第34回グランドコレクションイン東京「アールヌーボーの四季」
会場:新高輪プリンスホテル
ゲスト:石田ゆり子・阿部寛
蛯川幸雄氏演出のもとモード感漂うステージを展開。

日本の博多織の素晴らしさを世界にアピールしたいと考え、第264代教皇ヨハネ・パウロ2世の祭服をデザインし、制作期間約1年半をかけ、献上。法王は復活祭のミサでこの祭服を着用しその様子は世界各国に放送された

国際文化交流への貢献が認められ「外務大臣表彰」を受賞。

1994

6月の第一日曜日を「プロポーズの日」と
制定し日本記念日協会に登録

第36回30周年記念グランドコレクションイン東京「LOVE EXPRESS」を開催
会場:全日空ホテル
ゲスト:小林千登勢・山本耕一夫妻、キャシー中島・勝野洋夫妻、水前寺清子夫妻など。
30周年記念のショーはユミカツラデザインの衣装で結婚式を挙げた著名人カップルが登場しマスコミの話題に。

非婚化・晩婚化を危惧し6月の第一日曜日を「プロボーズの日」と提唱し日本記念日協会に登録。

1995

第1回「アジアブライダルサミット」開催

ジア各国の伝統の婚礼文化や婚礼衣装を大切に育み、後世に伝えるため桂由美の呼びかけで発足。以降アジア各国にて毎年開催。記念すべき第1回目は東京で開催し中国、韓国、インド、タイ、インドネシアなど 6か固が参加し、各国の模擬結婚式の 披露や、言語の壁を乗り越えてのシンポジウムは大変意義のあるものとなった。

ハワイ・ホノルルにてハワイフランチャイズ店によるショーを開催。

インド・ボンベイ市でインド初となるブライダルコレクションを開催。

阪神淡路大震災で被災し、結婚式を挙げられなかったカップル15組へ桂由美が司式者となりシビルウェディングをプレゼント。

アジアブライダルサミット

1995年東京で開催された記念すべき第一回アジアブライダルサミット

結婚式プレゼント

1995年阪神淡路大震災で結婚式を挙げられなかったカップルに桂由美が司式者となリ結婚式をプレゼント

1996

中国婚礼衣装店や工場の指導開始

中国・北京で訪中10周年記念のブライダルコレクションを開催。中国各地でのショーの開催と生産工場や店舗運営指導をはじめとする中国の服飾文化への貢献と実績を評価され中国婚姻家庭建設協会及び北京服飾協会より中国服飾史上初の「新時代婚礼服飾文化賞」が授与された。

1996年中国婚姻家庭建設協会および北京服飾協会より「新時代婚礼服飾文化賞」が授与される。

ジャカルタにて「第2回アジアブライダルサミット」とブライダルショーを開催。

中国・大連市の招きで、大連で初となるブライダルショーを開催。2年後には大連市において文化や産業の相互交流に貢献したとして「大連市栄誉奨賞」が授与された。

ナディア・コマネチの結婚衣装をデザイン。

1997

ウィーン少年合唱団と初共演

第42回グランドコレクションイン東京「桂由美シルク伝説」
会場:オーチャードホール
ゲスト:ウィーン少年合唱団鈴木一真・梓真悠子
「天使の歌声」と称されるウィーン少年合唱団が登場。合唱団創立500年にして、ファッションショーとのコラボレーションは初の試みだった。

ウィーン少年合唱団

1997年ウィーン少年合唱団をゲストに

1999

ローマショーに初参加
2年後のショーで和紙ドレスを初披

イタリアファッション協会のクチュール部門に東洋人初の正会員となり、第1回春夏ローマクチュールコレクションを開催タイトル:ダズンローズウェディング2001年のローマコレクションで「WASHI-MODE」の原型となる和紙ドレスを発表。2002年には越前和紙とのコラボレーションヘとつながる。

宗教によらない新時代の結婚式として「シビルウェディング」を提唱。

WASHI-MODE

ローマクチュールコレクションにてWASHI-MODEを発表(2002年)

2000

2001mのベールがギネスプックに登録

元旦、宝塚市で「21世紀へのカウントダウン・ウェディング」をプロデュース。2001mのベールは世界最長としてギネスブックに登録。

モナコにてショーを開催

2001

スペイン広場にて
ローマコレクションのラストを飾る

第4回春夏ローマクチュールコレクションを開催。
ローマクチュールコレクション最大のイベント、スペイン広場でのファッションイベント「Donna Sotto Le Stelle」のフィナーレを飾る。このイベントは世界25か国のテレビで放映され約1億人が見入るローマの名物催事。シャネルやアルマーニをはじめとする15人のひとりに選ばれての参加だった。満を持して友禅染、鹿の子絞り、箔押し など日本古来の伝統美を生かした作品を発表。伝統技術を駆使した作品は「今回のローマオートクチュールで随ー」とイタリアのジャーナリズムに絶賛された。

クアラルンプールにてマレーシア初のショーを開催

蓄光ドレス

2001年暗転すると幻想的な絵柄が浮かび上がる蓄光ドレスを発表

2002

ルーマニアにて初のコレクション開催

日本とルーマニアの修交100周年を記念してルーマニアで初のブライダルコレクションをブカレストで開催。国立劇場に約1200人の観客が集まり大喝采を浴びた。また、ルーマニアの文化交流に貢献したとしてイリエスク大統領より勲章が贈られる。

2003

春夏パリクチュールコレクションに初参加

春夏パリクチュールコレクションに初参加。
会場:インターコンチネンタルパリ
タイトル:JAPAN VIEW
ゲスト:深田恭子
JAPAN VIEWをテーマに海の世界を和紙で表現した「WASHI-MODE」ドレスを初披露。
「これが和紙?」とシルクにも勝るとも劣らないドレス素材「和紙を超えた和紙」を使用した作品の数々が来場者を驚かせた。桂はパリコレでは欧米のデザイナーでは真似できない作品で勝負するしかないと考え、越前和紙の里・福井県今立町に通い詰めた成果が表れた瞬間だった。

ジャパネスクドレス

2003年パリコレ出展ジャパネスクドレス

WASHI-MODEドレス

2003年パリコレで発表したWASHI-MODEドレス

2004

40周年記念のグランドコレクションと
「桂由美の世界展」を開催

第56回40周年記念グランドコレクションイン東京
「Yumi Katsura THE FIRST CLASS WEDDING」
会場:東京オペラシティコンサートホール
ゲスト:釈由美子、要潤、丹波哲郎、デヴィスカルノ

創作活動40周年を記念して、東京(三越)、京都(伊勢丹)、名古屋(高島屋)にて「桂由美の世界展」を開催。

WASHI-MODEドレス

2004年発表のWASHI-MODEはNYのメトロポリタンミュージアムに所蔵されている

2005

Yumi Katsuraパリ店をオープン

フランス・パリ・カンボン通りに「Yumi Katsura Paris店」をオープン。ちょうど向かいにはシャネル本店があり、桂にとって大満足のロケーション

中国・北京/韓国・ソウルにてコレクション開催

前年に起きた新潟県中越大地震で結婚式を挙げられなかったカップル 11組に対し桂由美が司式者となり合同結婚式をプレゼント。

Yumi Katsura Paris店

2005年 Yumi Katsura Paris店前

2006

ドバイで初のコレクション開催

アラブ首長国連邦のプリンセスの招きによりドバイで初のコレクション開催。

少子化対策と地域活性化のために「恋人の聖地」プロジェクトを提唱し全国展開。海外ではイタリア・ルチアーノ市、フランスのバレンタイン市、モンサンミッシェル市、中国・蘇州市、海陽市が参加。当初は全国100カ所を目標に掲げていたが、2020年代には恋人の聖地が140か所にもなる人気スポットに。ちなみに桂由美ブライダルハウス本店は恋人の聖地のサテライトとして参加している。

中国・成都で「第11回アジアブライダルサミット」とショーを開催

2007

「Yumi Katsura Fashion Award」を新設

日本人デザイナーの人材育成にも力を注ぎ、次世代のブライダルデザイナー発掘を目的に「Yumi Katsura Fashion Award」を新設。
日本のブライダルファッション界にニューウェーブを起こす才能を求めるため、毎年2月に開催する東京コレクションのショーの冒頭で作品発表と授賞式を実施している。
独自性、ファッション性、話題性などの審査基準をクリアした、次世代を担う若きクリエーターたちの発掘の場としてブライダル業界の注目を集めている。

授賞式

Yumi Katsura Fashion Awardの授賞式シーン

2009

45周年記念大阪ショーでロボットがステージに登場

創作活動45周年記念展「桂由美・個屋崎省吾美の閤宴」を日本橋三越本店にて開催。

第67回グランドコレクションイン大阪「世界初!ロボットが花嫁になる」
会場:リーガロイヤルホテル
ゲスト:ロボット(未夢)
世界初、ロボットをモデルで登場させ話題に。

ロボットの花嫁

2009年7月世界初・ロボットの花嫁を登場させ世界中のマスコミの話題に

2010

世界で4名のみの称号である
「名誉会員」の称号を受賞

全米ブライダルコンサルタント協会により、世界で4名のみの称号である「名誉会員」の称号が授与される。

韓国・ソウル、中国・北京、大連にてショーを開催。

蝶モチーフを剌繍した作品

2010年タイのうろこを再利用したマリンリーフ50万枚を使って大小様々な蝶モチーフを剌繍した作品をパリコレにて発表

2011

東日本大震災復興祈念として
合同結婚式開催

第11回目パリクチュールコレクションに参加
会場:ザ・ウエスティンパリ
タイトル:UN JOUR A KYOTO ~京都の一日~
ゲスト:冨永愛
日本大使館後援、すべての作品を京都の伝統工芸とのコラボレーションで実現。

東日本大震災支援の一環として被災地5ヵ所4県において震災で結婚式を諦めていたカップル達に合同の市民結婚式をプレゼントする。これを機に市民参加型の結婚式「ふるさとウェディング」を提唱。

ニューヨークにおいて新しくライセンス契約をしたInpression Bridalにより展示会・ショーを行い、再デビューと歓迎され全米・カナダで20店と契約

2011年パリコレ

2011年パリコレにて和傘のテクニックを駆使した作品を発表

2012

アコヤ真珠13,262個を剌繍したドレスがギネスプック認定

第12回目パリクチュールコレクション
会場:PAVILION CAMBON
将来を危ぶまれている友禅を後世に残すため「YUMI YUZEN」と題し フリーサイズで手軽に着られるコンテンポラリーな作品を発表。

第72回グランドコレクションイン東京「THE WIND OF ASIA/アジアの風」を東京ドームシティホールにて開催
ゲスト:安藤美姫、フービン・パク・シフ
世界一薄いシルクを使用した600gのウェディングドレスを発表。(協力:齊栄織物)

アコヤ真珠を13,262個(協力:ミキモト)を配したドレスとしてギネスブック認定。

第1回「ふるさとウェディングコンクール」(観光庁後援)を開催。以降毎年実施。

バンコクとシンガポールにてコレクション開催。

ギネスブック認定ドレス

2012年アコヤ真珠13,262個剌繍したギネスブック認定ドレス

2013

アジアクチュール協会創立メンバーに選任

第74回グランドコレクションイン東京
「Beautiful Changes」を両国国技館にて開催。
ゲスト:KARA、イ・ソジン
特別出演:白鵬

世界Beauty文化交流大会(韓国)にて「世界ビューティ名匠」を受賞。

シンガポールに設立されたアジアクチュール協会の創立メンバーとしてコシノジュンコ氏と共に選任されショーを開催。

フィナーレシーン

2013年両国国技館でのフィナーレシーン

2014

ドキュメンタリー映画
「マザーオブザブライド」上映

桂由美の初のドキュメンタリー映画「マザーオブザブライド」上映。

ブライダルー筋50年の功績が認められ繊研新聞社より「繊研賞・特別賞」が授与される。

年末の紅白歌合戦では水森かおりさんの衣装を担当。白の和紙ドレスから瞬時に赤のドレスに変身するドラマティックなドレスを作成。

白の和紙ドレス
赤いドレス

2014年紅白歌合戦では水森かおリさんの衣装を手掛け白の和紙ドレスから瞬時に赤いドレスに変身し会場を沸かせた(写真提供:週刊女性/撮影廣瀬靖士)

2015

50周年記念
グランドコレクション開催

第78回創作活動50周年記念
「2015 Yumi Katsura Grand Collection in Tokyo 'Yumi Katsura 50th SHINING FOREVER'」開催。

「桂由美50周年記念展覧会」を日本橋三越本店にて開催。ユミカツラのクチュールドレスの神髄を披露し多くの来場者を魅了。

クチュールドレス

2015年桂由美50周年記念展覧会では希少価値のあるユミカツラのクチュールドレスを披露

2016

舞台「桂由美物語」を
日本橋三井ホールにて上演

第16回目パリクチュールコレクションに参加
会場:PAVILION DAUNOU
「MAGIC ORIENTAL GOLD」をテーマにYUMI YUZEN20作品に加え 純金糸82,000mを使った時価3000万円のゴールドのウェディングドレスを発表。

前年の50周年を記念し、舞台「桂由美物語を5月23日~26日の4日間6回公涸で、日本橋三井ホールにて開催。歌手でタレントの森口ひろ子さんが桂由美の半生を歌と演技で熱演。

熊本地震復興祈念として桂が司式者となり被災カップル10組に市民結婚式をプレゼント。

ミャンマーにて初のショーを開催。

桂由美物語

創作活動50周年記念では「桂由美物語」として舞台も

2017

ユミカツラの功績に対し
「ベスト・プロデュース賞」受賞

「港区文化功労賞」を受賞。
長年にわたり東京港区における 文化の振興と発展向上に貢献し、尽力したとして表彰。

(一社)日本生活文化推進協議会より「ベスト・プロデュース賞」が授与される。日本の伝統美を駆使した作品を世界に配信すべくパリクチュールコレクションヘの参加やブライダルファッション界への功績に対し表彰された。

ニューヨークコレクション開催。

2018

中国・上海旗艦店オープン

第19回目パリクチュールコレクション
会場:ウエスティンホテル・パリ
「Beyond East & West」をテーマに時代を超えて輝き続ける天才絵師・葛飾北斎の作品をモチーフに30点を発表。

第84回グランドコレクションイン東京を「BEYOND EAST & WEST ~日本の伝統工芸技術の革新と創造を世界へ~」をテーマに迎賓館赤坂離宮で初となるショーを開催。

上海旗艦店オープンに伴い上海にてショー開催。

「富嶽三十六景凱風快晴」のボリュームドレス

手描き友禅に刺繍を加えた「富嶽三十六景凱風快晴」のボリュームドレス

2019

ベトナム・ダナン市、中国・済南市の招きで海外ショーを開催

第86回グランドコレクションイン東京を「ONE LOVE STORY」をテーマに開催。
会場:東京国立博物館・表慶館
ゲスト:吉田沙保里(女子プロレスリング)

ベトナム・ダナン市の招待でコレクション開催。

出雲大社の境内で初となるブライダルショーを11月2日に開催。

アジアクチュール協会の招きで中国山東省済南市にてコレクションを開催。

「令和元年度文化庁長官表彰」を受賞。

十二単と束帯をアレンジ

十二単と束帯をアレンジしたユミカツラオリジナルの平安朝スタイルも登場

2020

桂由美創作活動55周年ショーを開催

「Brilliant White Debut」をテーマに白色が持つ様々なイメージを誕生から七五三、成人式、起業式、結婚式そしてその後に続く ウェディング・アニバーサリーの節目の装いのすべてを、白色をモチーフにデザインし発表。

桂由美

55年間ひたすら走り続けてきたと語る桂由美

「令和2年度東京都功労者表彰」を受賞

2021

一般財団法人「YUMI KATSURA」
記念財団を発足

ブライダルに関する分野の将来有望な人材育成と教育発展に寄与するため、業界初となる給付型の奨学金「YUMI KATSURA 記念財団奨学金」事業をスタート。
この奨学金制度は前身のデザインコンテストを発展させたものでドレスデザインだけでなく美容、プランニングを加えブライダルの3分野で学ぶ学生を対象に支援してゆく。

2022

「YUMI KATSURA MUSEUM」を
福井県若挟町にオープン

日本初のブライダルファッションミュージアムが福井県若狭町に開設。
1960年代~現在までのアーカイブドレスや希少価値のあるオートクチュールドレス、ユミカツラの衣装で結婚された芸能人夫妻の衣装展示など60点余りを常設展示。

ローズユミ

最新作の「ローズユミ」は煌めく300枚の花びらがポイント

2023

港区名誉区民に認定

港区から世界に向けブライダルファッション文化の発信に尽力しつつ、更に少子化問題対策活動などにも積極的に携わり様々な分野での功績は極めて顕著であり区民から郷土の誇りとして広く尊敬を受け、港区名誉区民に選出された。

蚕糸功労者最高賞「恩陽賞」を受賞

大日本蚕糸会(総裁・常陸宮さま)よりウェディングドレスというジャンルを確立しシルクの大きなマーケットを創出。更に世界20か国以上でファッションショーを行うことで日本のシルクの美しさを世界中に広く周知したことなど絹文化の発展に貢献した功績は偉大として最高賞である「恩賜賞」が贈られた。

2024

桂由美の半生を描いたスペシャルドラマ
「はれのひシンデレラ」放映

“すべては花嫁の笑顔のために”
—59年前、日本にウェディングドレスの文化を根付かせたブライダルデザイナー桂由美の半生をドキュメンタリードラマ化。(読売テレビ/日本テレビ系全国ネット)
主演:高梨臨/小泉孝太郎、鈴木保奈美、戸田恵子ほか

7着のドレス

「はれのひシンデレラ」のドラマ用に復元した日本初のブライダルショー「7つの個性をデザインする」に登場した7着のドレスを読売テレビ局ロビーに展示

Yumi Katsura Gand Collection in Tokyo開催

「Beyond 60 years Rose Yumi Story」をテーマに国内通算90回目となるショーを恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」にて開催

ドレス

Yumi Katsuraのシンボルフラワー「バラ」をモチーフにした最新ドレスが クローズアップ